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管理番号 200186
質問 Question 白根地区にあったという「猿屋敷」について知りたい
回答 Answer 『白根町誌』によると、猿屋敷というのは猿引のことで、平素は農業や小商いを職業とし、かたわら猿に芸を仕込んでおいて、正月には各戸を廻り、祝言をのべ猿狂言をして米銭を得た芸人集落である。
西郡筋では、飯野新田・鮎沢村・荊沢村・小笠原村に住んでいた。飯野新田は徳島堰の開削とともに、寛文年間に成立した新田集落であるが、猿引きの居住も比較的早かったと思われる。
飯野新田の猿屋敷は、上飯野の上手組から飯野新田へ通ずる道路が徳島堰を越えた道北の一角にあった。現在は家はなく水田となり、元禄以降の墓石が数ヶ所に残り、屋敷跡を物語っている。
回答プロセス 「白根」「猿屋敷」のキーワードで検索するが、該当図書なし。「白根地区」ということなので『白根町誌』から探す。
「第十節 集落と人口」の中に「飯野新田の芸人集落」として記載されている内容を発見し、回答した。
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