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管理番号 200901
質問 Question 南アルプス市の土偶キャラ「子宝の女神 ラヴィ」のモデルになった土偶について詳しく知りたい。
回答 Answer ラヴィは、約5000年前の南アルプス市旧櫛形・下市之瀬地区にあった縄文時代中期の鋳物師屋遺跡から出土した円錐形土偶がモデルとなっている。
この土偶は国指定の重要文化財であり、市のふるさと文化伝承館で展示公開中。イギリスの大英博物館を始め、世界各地の博物館へも貸し出されている。
高さは25.5cmと大型。大きく膨らんだお腹は新しい命を宿した姿を表現しており、空洞のお腹の中には元々鳴子が入っていて土鈴になっていたと考えられている。この鳴子は赤ちゃんを表現しているとも言われ、まさに命の象徴ともいえる土偶である。
回答プロセス ラヴィは南アルプス市のキャラクターのため、市の文化財課が作成した郷土資料を中心に本を探した。
また、図書館システムで「土偶」や、モデルになった土偶が出土した「鋳物師屋遺跡」のキーワードでも検索をしたところ、『大地の記憶』『南アルプス市ふるさと歴史めぐり 第2集』冊子「遺跡で散歩 vol.2」『土偶界へようこそ』に記載があった。
※南アルプス市のHP(https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/)内の、史跡・文化財の中の土偶キャラ「子宝の女神 ラヴィ」にも記載あり。
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