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管理番号 200878
質問 Question カゲロウについて
川で捕まえた虫がフタスジモンカゲロウの幼生だと知った。カゲロウの幼生は土の中にいるアリジゴクだと思っていたが、水の中にもいるのか?
回答 Answer 「フタスジモンカゲロウ」の幼虫(幼生)は水の中で過ごす。不完全変態といってさなぎにならずに脱皮を繰り返して成虫になる。
「アリジゴク」と呼ばれるものは「ウスバカゲロウ」の幼虫で、土の中で過ごす。その間にさなぎになり、羽化するときに土の中から出てくる。一度さなぎになる虫を完全変態と言う。
この二つの虫はにているが種類の違う虫で、「フタスジモンカゲロウ」がカゲロウ目で「ウスバカゲロウ」はアミメカゲロウ目という種類に分かれている。カゲロウ目は多くが川辺や水辺に生息し、アミメカゲロウ目は街中でも生息している。
回答プロセス 「ウスバカゲロウ」と検索するとたくさん出てくるので、児童書に絞り『昆虫/ポプラ社』でアミメカゲロウ目「ウスバカゲロウ」を確認。幼虫の「アリジゴク」も載っていた。同じ図鑑でカゲロウ目があることが分かりそこで「フタスジモンカゲロウ」の成虫が載っていた。ここで完全変態・不完全変態の差や、種類や分布が違うことが分かった。
「フタスジモンカゲロウ」の幼虫の姿が載っていなかったので、『昆虫/学研』の索引欄から探したところ載っていた。「フタスジモンカゲロウ」の幼虫は川の底にいるとのこと。このカゲロウ目は水辺に生息していることが多いと分かった。
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