レファレンスデータサービス - 事例詳細
管理番号 | 200806 |
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質問 Question | 漢詩だと思うが「春に境遇の違う人々が、桜や花を見ても同じように感じることはないが、毎年咲く花は同じように美しく咲いている」というような内容の詩について知りたい。 |
回答 Answer | 『新明解故事ことわざ辞典』に掲載あり。「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」自然は変わらないのに、人の世は変わりやすいということ。人の世のはかなさをいうことば。毎年花は同じように咲くが、それを見る人は年ごとに違っているの意から。詩の題名は「白頭を悲しむ翁に代わる(代悲白頭翁)」。 『NHK新漢詩紀行人生有情編』で詩の全文と訳が確認できた。 |
回答プロセス | インターネットで得た情報をもとに図書館システムで「劉希夷」「年年歳歳」で調べたが出てこなかった。『新明解故事ことわざ辞典』を引くと「年年歳歳」が載っていた。 そこで得た「白頭を悲しむ翁に代わる」で調べたが出てこなかった。 もう少し詳しく知りたいと思ったところ、漢詩が載っている蔵書を順番に見たところ、そのひとつに全文と訳が載っていた。 |
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