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管理番号 200736
質問 Question 石橋湛山の選挙幹事長であった名取栄一について知りたい。(ふるさと人物室)
回答 Answer 名取栄一は中巨摩郡豊村(現南アルプス市沢登)出身で、14歳の時に静岡に移り住んだ。その後、持ち前の勤勉さと才覚で「名取商会」を設立、沼津市長を務め、「駿東(すんとう)に名取あり」と言われるにほど人格と実績が鳴り響いた人物であった。
昭和22(1947)年、静岡2区の佐藤虎次郎から地盤を譲り受け立候補した湛山の人柄に惚れ込み、幹事長を務め湛山をトップ当選させた。
その後も名取は、湛山が国政に専念できるよう、選挙区からの陳情などは自力で処理して湛山を守った。また、晩年には湛山の功績を世に残すため、『名峰湛山』を出版している。
回答プロセス 石橋湛山に関する資料を探したところ、『偉大な言論人石橋湛山』の中に名取栄一の記述が見つかり、『日本リベラルと石橋湛山』にも記述のあることがわかった。その後、名取栄一氏の子孫と連絡をとることができ、『名取栄一翁伝記』を寄贈してもらった。
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