レファレンスデータサービス - 事例詳細
管理番号 | 200684 |
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質問 Question | 南アルプス市ゆかりの人物、廣瀬元恭(ひろせげんきょう)について知りたい。(ふるさと人物室) |
回答 Answer | 文政4(1821)年-明治3(1870)年 実名は龔で元恭は通称。祖父・父ともに儒医の医家に生まれた。西花輪村(中央市)の時習館で、後に西野手習所「松聲堂」初代教授となる松井渙斎に学ぶ。15歳で江戸に出て、蘭学者坪井誠軒の塾に入門すると頭角を現し塾頭となり、先輩である緒方洪庵と並び称された。弘化元(1844)年、京都に蘭学塾「時習堂」と蘭方医院を開業。塾の門人には、後に外務大臣となる陸奥宗光の名もある。嘉永2(1849)年、日本に牛の痘苗が輸入された半年後には、種痘法の書「新訂種痘奇法」を著した。翌年、藤田村で医師となった兄に牛痘苗を送り、山梨で始めての種痘を実施し人々を天然痘から守った。 |
回答プロセス | |
調査に利用したWebサイト(表示できない場合があります) | 現在、登録されているURLはありません |
調査に利用した資料 |
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照会先 | 現在、登録されている照会先はありません |