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管理番号 |
200369 |
質問 Question |
「南胡善行」についてインターネットではもう調べたので、書籍で調べたい。
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回答 Answer |
南胡義行は甲斐源氏義光の子で奈胡庄を領したので、奈胡十郎義行と称した。奈胡は今の南アルプス市、中央市の一部(南湖、和泉、田島、籐田、浅原、今福、藤巻など)からなり中世荘園として発達したところである。義行は承安2年6月京都に上り暉子内親王「八条院」の蔵人となり従六位を賜り奈胡蔵人十郎義行となる。加賀美次郎と共に源頼朝に従い大庭景親、景尚等を討ち、その後平家と戦い手柄を立てた。しかし後に源頼朝が鎌倉幕府を確固たるものにするため血の粛清を開始し実弟の九郎義経までも全国に指令を出して殺害を計り、義経につかえた甲斐源氏の諸将をも抹殺していく。その中で奈胡蔵人十郎義行も同じ運命をたどり殺害された。東南湖字十郎木に墓が残っている。
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回答プロセス |
当館所蔵の人名事典には記述なし。家系図から追い、『甲西町誌』『若草町誌』『甲斐国史』などにより記述を確認。『郷土研究こうさい』『歴史散歩のしおり』など地元の地域資料にたどり着いたので以上を紹介した。
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調査に利用したWebサイト(表示できない場合があります) |
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調査に利用した資料 |
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照会先 |
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