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管理番号 200228
質問 Question 「ケンムン」という子どもの妖怪みたいなものが登場する人形劇を見たが、ケンムンとはどういうものなのか知りたい。また、ほかにもケンムンが登場するお話があったら教えて欲しい。
回答 Answer ケンムンとは、奄美諸島に生息する河童に似た木の怪・水の怪で、化の物(ケノモノ)怪の物が訛り、ケンムンと呼ばれるようになった。全身体毛で覆われ、目を隠すほど前髪が長く、頭頂部は禿げて窪み、ちょうど皿のようで油もしくは水を溜めている。ガジュマルやアコウの木の下を住処とし、人の言葉を理解し、力が強く、時に空を飛ぶ。人や牛馬、植物にも化けるという。ケンムンは主に児童書の中で生命を保ち、語り継がれている。『島ひきおにとケンムン』『ケンムン・ケンとあそんだ海』『あまみのけんむん』など。
回答プロセス 『日本ミステリアス妖怪・怪奇・妖人辞典』にケンムンについての詳しい記述あり。奄美諸島に生息する河童に似た木の怪・水の怪。5・6歳の子どもくらいの大きさで、風貌は猿、猫、犬のようであり、口は尖り、目は鋭く赤い。
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