レファレンスデータサービス - 事例詳細
管理番号 | 200203 |
---|---|
質問 Question | 昭和24年頃に神奈川県の現藤沢市役所の土地を買った若尾幾造とは、初代のことか2代のことかについて知りたい。 また、若尾幾造の生家がある場所について知りたい。 |
回答 Answer | 初代幾造は兄・若尾逸平の事業を手伝い、やがて横浜若尾家を建て、横浜財界の大立役者となった。2代幾造は、横浜若尾銀行頭取・横浜取引所理事長・日清紡績・東洋モスリンなどの重役に就任、横浜屈指の大実業家として知られた。衆議院議員にも3回当選している。藤沢市役所の土地をどちらが買ったのかということについては不明。 若尾幾造の生家は、隆巌院というお寺の道路をはさんで南側にあり、現在は在家塚一区スポーツ広場となっている。『まちミューガイドブック 南アルプス市在家塚編』によると、隆巌院には若尾逸平の銅像があり、若尾家にあったというお地蔵さまも奉られているとのことなので、そちらに話を聞いてみてはどうかと伝えた。 |
回答プロセス | 『山梨百科事典』に2代幾造の項目あり。生年月日や没年、役職名等について、8行ほどの記述があったが、それ以外で幾造に関する資料は見つからなかった。初代幾造の兄で2代幾造の叔父にあたる若尾逸平が甲州財閥として有名であり、逸平について書かれた図書は何冊か所蔵があった。そちらの資料をあたってみたが、具体的な記述はなかった。 610070641『人づくり風土記 19山梨』P323 610176489『郷土史にかがやく人々 集合編』P163 |
調査に利用したWebサイト(表示できない場合があります) | 現在、登録されているURLはありません |
調査に利用した資料 |
|
照会先 | 現在、登録されている照会先はありません |