レファレンスデータサービス - 事例詳細
管理番号 | 200176 |
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質問 Question | 釜無川の民話を知りたい。 |
回答 Answer | 『釜無川の名の起こり』という題で旧若草町の伝説として載っていた。 『甲斐路ふるさとの民話と民謡』(志摩阿木夫:文)は、大人向けに書かれており、『山梨県の民話』(佐藤真佐美:再話)は、子ども向けに山梨の方言で書かれている。 <内容>今の若草町内の浅原という村に、心やさしく働き者の浅吉という若者がいました。ある日、ものすごい夕立ちがあり、浅吉の家の軒下に巡礼姿の若い娘が飛び込んできました。その娘を大変気に入り夫婦となりました。しかし、息子が留守のとき、嫁の正体を知ってしまった両親は、息子に別れるようにいいます。ものすごい嵐がやって来たある日、嫁は釜のふたを手にすると、嵐の中へとび出し水かさの増えた川に向かっていきました。そのとき、天からいなずまが走り、釜のふたに乗った嫁の姿がみるみるうちに大蛇に変身し、天に向かって昇っていきました。このありさまを見ていた村人たちは、あまりのすごさに恐れおののき、それ以来この村では釜を使わなくなり、浅吉の嫁が飛び込んだ川は、釜無川と呼ばれるようになりました。 |
回答プロセス | 郷土資料の棚で、民話や昔話の資料を調べた。 |
調査に利用したWebサイト(表示できない場合があります) | 現在、登録されているURLはありません |
調査に利用した資料 |
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照会先 | 現在、登録されている照会先はありません |